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回転木馬リハ the first week

12月、1月と数回の歌稽古を経て、
今月頭から、回転木馬のリハが本格的に始まっています。

演出のロバートは、
回転木馬の舞台になっている1870~80年代のニューイングランドの、
私達が芝居をする上で踏まえておくべき背景を、
本読みの前にとても丁寧に説明してくれます。

芝居の中身に入る前に、
たくさんの絵や写真、一人一人のコスチュームのデザイン画など、
視覚的な材料も沢山揃えて見せてくれて、
私達がちゃんとイメージできるように。

今まで、私はどちらかというと、
背景は自分で調べなさい~。見つけなさい~。
が当たり前の現場が多かったので、
こんなに沢山材料を与えてくれる演出家は初めて。
でも、
こうしてカンパニー全員が最初に同じ見解を持っておくと、
そのあとの個々人の作業がとっても効率的で、
かつ細かい所まで掘り下げられる気がします!

一昨日6日は顔合わせがあって、
全スタッフキャストが一同に会し、
初めての通し本読みをしました。
この回転木馬のカンパニー、キャストはそれほど大勢でもないですが、
こうして沢山のスタッフさんが関わってくださっているのを目にすると、
自分のできることをできる限りがんばらねばねば~~~!
と気持ちも引き締まります!

一昨日はセットの模型とデザイン画も見せていただきました。
と~~~ってもamazing!
ロジャースの「回転木馬」というと、
大体みなさん、こうでああであんな感じ?な装置
(どんな感じよ?と突っ込む声も聞こえますが(^^ゞ)を、
イメージするかと思いますが、
それを(もちろん良い意味で)ワァ~オ!と裏切るセットです。
私は大好きです!このセット!!
クラシカルな綺麗な絵本を眺めている感覚の作品じゃなく、
演る人観る人が想像力を駆使できる余白があって、
しかも人間自体が最大限に描かれる作品になる気がします。

明日から立ち稽古、振付も始まります!



by garanlin | 2009-02-08 17:55 | 稽古場&舞台裏

~伽藍琳のブログ~
by garanlin

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