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●『スケリグ』/アートスフィア

12月13日(火)
安田姉妹のコンサートでご一緒した、美術家の大沢さんに、
『スケリグ』のGPを観せていただきました。

とてもあたたかな、静かな感動を与えてくれるお話でした。
原作は、『ハリー・ポッター』を抑えてイギリスで数々の賞を受賞したという、
デイヴィッド・アーモンドのファンタジー小説『スケリグ』。
その後トレヴァー・ナンの演出でロンドンで舞台化され、
今回はその翻訳上演。日本初演だそうです。

ダンサーの森山開次さん(と言っても、わたしは森山さんが某ミュージカル劇団に
いるときからお名前を存じ上げていたので、ダンサー、と限定するのは、
森山さんに失礼かな、とも思う)が主演、ということで、観る前は、
なんだろう、お芝居なのかな、それとも・・・?と思っていたけれど、
お芝居でした。思いっきり、台詞劇。
一つ一つの言葉に意味があり、響きがあり、
言葉にあたたかな想いの託されたお芝居。
あぁ、ファンタジーだなぁ、と思ったなぁ。

森山さんの肉体は、まるで衣裳か装置であるかのようだった!
これ、ロンドンではどんな人が演じたんだろう、どんな演出だったんだろう、って、
すごく興味が湧きます。

あんまり書くとこれから観る人の妨げになるけど・・・、
舞台装置を手がけた大沢さんにメールで伝えたこと。
上手に張り出した天井(?)の何ともいえない角度に惚れました!
計算で割り出すものなのか、直感で描くものなのか、
方法は私にはわからないけれど、
すごくすごくシンプルなのにいろんなことを物語っていて、
時には心地よく感じ、時には障害物であるかのように見えて、
惚れました!

こういう、機械仕掛けでない作品もステキだなぁ!



by garanlin | 2005-12-13 23:50 | 観たもの聴いたもの

~伽藍琳のブログ~
by garanlin

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