『モーツァルト』 稽古始まる

4月12日(火)
6月に大阪で再演の初日を開ける『モーツァルト』の稽古が、今日から始まった。
と言っても、今週は子役アマデ君たちのお稽古。
当初は私は振助なので来週から始まる全体稽古の振付から、清実師匠のアシスタントとして参加することになっていたのだけれど、今回演助をやられる美也子さんとは旧知の間柄で、美也子さんも今回の再演から初参加なので、「ガラン4/12来られたら来て~」とのコールを受け、参上したわけなのだ。
演出の小池さん、プロデューサーの岡本さんとは、今回初めてお仕事をさせていただくので、初出勤は清実さんにくっついて、と想像していたのだけど、一人で稽古場に赴くことになり内心ドキドキ。それに、何と言っても私だって今回初参加。前回振助のゆりちゃんからの振り移しと、ビデオでの予習だけが頼り。私が行ってどれだけ役に立つか分からないけど・・・と少々不安もありつつの初出勤だった。
でも稽古場は和みムードで、一気に不安もふっとんだ。わりとストイックな稽古場を多く経験している私としては、スタッフのみなさんみんな良い意味での余裕を持ってらして、穏やかで楽しげで協力的。当たり前のことなんだけど、稽古場の雰囲気って作品の出来に大いに影響するので、一歩踏み入れたときに最初に感じた空気が心地よくて、意欲がぐんぐんわいてきた。
これから1ヶ月半楽しみだ~!!
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# by garanlin | 2005-04-12 23:00 | 稽古場&舞台裏

●『三石精一 50周年記念コンサート』/サントリーホール

4月2日(土)
母が合唱で参加するコンサートに、父と一緒に出かけてきた。だいぶ前から「4月2日は空けといてよ」と固く固く言われていて、何のコンサートなのか全く情報ないまま、でもこんなに熱心に言うんだから聴きに行かないと後悔するかもと思い手帳に書き込み、友達と遊ぶ時間も作れない貧乏暇なし君の私が、おそらく初めてといっていいほど家の予定を優先したのです。

『指揮者 三石精一 半世紀の道 50周年記念コンサート』 サントリーホールにて

行って良かった!! とてもステキな気持ちになれた一日でした。
今日きづいたこと・びっくりしたこと・うれしかったこと。

●父が優しくなっていた。そして、音楽に興味を持ち、味わうようになっていた。
何年も前、同じサントリーホールで母が初めて歌ったとき(もちろんコーラスだけど)は、初めて立つサントリーホールの舞台に興奮する母をよそに、父は演奏中寝てしまっていた。それに、子供の頃から父母のけんかの原因といえば、「趣味が合わない」「お父さんはちっとも音楽に興味を持ってくれない」だったので、父が今日、このコンサートに心から感動しているのを見て、ホントに良かったな~と思った。

●クラシック音楽って、やっぱりすごい。どこまでも極められる世界、芸術そのものだ!
ミュージカルの音楽とは明らかに違う何かを、身体全体で感じた気がした。芸術そのものと、芸術と芸能の融合したものとの違い、と言ってしまえば一言で片付いちゃうんだけれど、どっちが勝るとか劣るとかいう問題ではなくて、なんかやっぱり別物なんだ!と感じたのです。それぞれ良さがあって、それぞれが面白い。
ミュージカルを、家でCDだけ聴いて生の舞台を観ずに満足する人って、あんまりいないと思うのだけれど、クラシック音楽だって、生で、演奏家と同じ時間を共有して聴いたら、家でCDを聴いてるのとは比べられない(100万倍)くらいの感動がある~!って実感。
プログラムラストの、レスピーギ作曲・交響詩「ローマの松」は、音楽を聴いてるだけで情景がありありと浮んできて、サントリーホールのステージ上の空気がゴウゴウ言って渦巻いてる感じがした!

●声楽家の方々の声のすばらしさにも感動したな~。人間楽器そのものだ!
特に、「椿姫」のアリアを歌った澤畑恵美さんには酔いしれさせていただいた。10年くらい前、澤畑さんがヒロインのオペレッタに出演させていただいたことがある。そのときもステキな方だと思っていたのだけど、さらに洗練されて美しくなられて、天から降ってきたような音色の歌声も、歌心も、素晴らしくステキだった。

●人間50年仕事を続けるってすごいことだ!
三石精一さんという方を私は恥ずかしながら初めて知った。このコンサートは三石さんにとってはもちろん、三石さんを取り巻く音楽家たち、そして音楽界にとってとても大きな意味を持つコンサートだったんだなぁと。そんなbigな温かいコンサートに、たとえ300人の一人だったとしても参加できた母は、きっとすごく嬉しかっただろうなぁと。「お母さんがステージに立つのこれが最後だから絶対聴きに来てよ」と言ってたくせに、何だか10月にまた合唱参加することにしたそうな。そして父もそれを応援しているそうな。私たち(姉と私)が一緒に暮らしてた頃は本当にけんかばっかりしていた父母だったけど、今じゃ何だか幸せそうで良かったなぁ。

全日空ホテルの炭火焼レストランにて
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あ!今日、皇太子様がいらしていて、初めて生の皇太子様を拝見した! 雅子様はいらっしゃらなくてお一人でした。このご夫妻も、幸せだといいなぁ。
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# by garanlin | 2005-04-02 23:00 | 観たもの聴いたもの

『どあろ』が終わって

3月28日(月)
ANAの第一便で帰京。
羽田に到着して飛行機のタラップを降りた途端にクシャミ連発! 嗚呼東京はスゴイ花粉地獄だったんだ・・・。大村では杉林の中を歩いたりもしたけれど、周りは海だしアスファルトも少なくて、例年に比べてぜーんぜん平気だった。今年は花粉が並みの量じゃないって聞いてたのに、だ。やっぱり大村の美しい自然のおかげだったんだ。これからしばらく花粉と闘う日々が始まる・・・!

昨日の夜はとても幸せな気分で眠りに着いた。
去年の9月の配役オーディションから参加して、10月からの土日稽古、11、12月はドラの新国公演があったからあまり大村に行けなかったけれど、年が明けて1月からは平日夜にも稽古が入り、何度も羽田-長崎間を往復した。そして3月4日からは館長・スミ先生のお宅に下宿させていただき、期間限定の大村人となってほぼ一ヶ月(チャリで大村の街を我が物顔で走ってたのは私です)。トータルで半年間にも渡る稽古の日々を経て一昨日、市民ミュージカル『どあろ』は幕を開け、昨日、千秋楽の幕が無事降りた。

打ち上げは、そりゃぁもう大騒ぎさ! もうお開きだというのに名残惜しくて帰らない子供出演者たちが、酔っ払ったように『どあろ』のナンバーを頭から、他人の歌までぜーんぶ、歌いまくってる姿は、圧巻だったなぁ~。どこにそんな元気残ってたの~!? このミュージカルの最後を、出演者のみんなが半泣きの笑顔と元気な歌声で締めくくってくれた。吹き抜けの階段の上からその姿を眺めながら、ずっとずっと幸せを噛み締めていた私。

その裏には、打ち上げに参加しないで夜中までバラシ作業をしてくれた、舞台部の方々(仕込みもシューティングも日数が取れず、ほとんど徹夜続きでやってくださった。川端さんはじめテクニカルスタッフの方々の愛がなければ、このミュージカルは成り立たないと思う)やボランティアスタッフのみんなが居たことを忘れちゃぁならない。

老若男女(小学校1年生から5○才まで)51人の大所帯だった出演者。高校生から出演者のおばあちゃんまで幅広い年齢層のボランティアスタッフや、テクニカルスタッフも入れると、ゆうに100人は超える『どあろ』カンパニーだった。パッと見34には見えない(自分で言うな?)私が一人でこのカンパニーをまとめなければならない時期もあって、実はいつもドキドキ不安がいっぱいだった。演出補・振付補とは名ばかりで、やってる仕事は小学校の先生とおんなじだこりゃ、と冷や汗もたくさんかいた。本当にいろんなことがあって、ったくぅ!と頭を悩ますことは日常茶飯事、こりゃピンチだ!と内心この上なく動揺した事件も片手じゃ数えられないくらいあったけれど、演出の菊池さんや振付のアキ先生は、さすが経験も豊富で落ち着いて適切な対応をなさるので、今回お二人の傍でやらせていただいて、すごくすごく勉強になった。

そしてもちろん、51人の出演者は、いつも私をカッカカッカ怒らせていたわけじゃなくて、最終的に、51人一人一人の魅力を100字で述べよ、と言われたら私すぐに全員の分答えられるよ、というくらい、愛すべき姿を私の中にのこしてくれたんだなぁ。上手く言えないけど。

みんなからいただいたメッセージ帳。うれしかったな~。昨晩ホテルで荷造りそっちのけで読み、今日飛行機の中でまた読んじゃった。
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朝の羽田空港はにぎやかで、旅立つ人がたくさん居て(当たり前か!)、今日から私も心機一転がんばらにゃぁ!という気分になった。でも一ヶ月ぶりに新宿の喧騒の中を歩いたら、あまりの人の多さゴミゴミさに、一瞬具合悪くなりそうになった。こんな感じは初めて。もしかして、身体半分、大村人になってたのかも!?
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# by garanlin | 2005-03-28 20:00 | わきぜりふ

大村~佐世保バーガー

3月10日(木)
プロデューサーの藤崎さんが車をだしてくれて、菊池さんと3人で佐世保にハンバーガーを食べに行く。
「佐世保バーガー」は知る人ぞ知る佐世保の名物で、実は佐世保はハンバーガー発祥の地なんだって。日本で初めてハンバーガーを売り出した地、ということなのかな、それとも、世界で初めてハンバーガーが誕生した地、ということかな、もしそうだとしたらすごい。

佐世保はもともと造船工場があって軍の街だったんだけど、戦後米軍基地ができたり、自衛隊の基地があったりして、今でも軍の街のにおいが残っている。残っている、と言うより、NAVYとかARMYとかいう標識が街のそこかしこに見られ、米軍のなのか自衛隊のなのか、大きな戦艦が何隻も湾に浮かんでいるし、昭和のまんまの造船工場の巨大な建物やクレーンが連なっていて、まさに軍の街だ! あまりなじみのない風景に、私といえば「すごーい、すごーい」の連発。
街にアメリカの風が吹いている感じは、沖縄に似てる。
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ログキット本店。ここ以外にも佐世保バーガーのお店はたくさんあるのだけど、ここが一番有名みたいだ。有名人来店の記念写真、店内に多数。
ナイトタイムはHANG OUTと名前を変えて、ショットバーになるらしい。いろんな種類のビールを置いていて、夜来ても楽しそう。
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このお店の一押し、ジャンボスペシャルバーガー。700円ちょっと。
私の手よりはるかにでかい。食べるのに30分はかかった。とにかくでかい!ボリュームたっぷり!お腹のたまり具合もヘビー級。牛肉のジャンボパテに、トマトやレタス、ベーコン、チーズ、卵(2個使った半熟の目玉焼!とろーりとろけておいしい)がばさばさと挟み込まれていて、バンズ(パン)の上から思いっきり手で押さえてつぶさないと、口に入らない。朝ゴハン抜きで行ってこれ1個食べて、夜中まで何もいらないくらい。
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すべてがアメリカンサイズ。メニューも日本語と英語両方で書かれていて、ドルでも支払える。
東京・中野にもZ@ZZ CAFÉという名の支店があるらしい。今度行ってみよう。

バーガーでお腹いっぱいになって、湾沿いをドライブ。造船工場を上から眺めて、そのビッグさにまたまた「すごーい」の連発。しばらく行くと国道が山道になり、船越展望台に到着。車を降りると目の前は、九十九島だった!!
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九十九島せんぺいというお菓子を空港で、お土産に何度か買って帰ったことはあったのだけど、実際に九十九島に来た(見た)のは初めて。ほぉ~、これが九十九島かぁ~。晴れた日はその先に五島列島が見えるらしい。ここに沈む夕陽も格別だそうだ。
くじゅうくしま、と読みます。
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# by garanlin | 2005-03-10 14:00 | 稽古場&舞台裏

広島で

3月4日(金)
山崎町(兵庫県)でのハイジを終え、大村入りする途中広島で一泊して、大学時代からの舞台仲間・聡美とそのBaby寧々花ちゃんに会う。
寧々花ちゃんとは初のご対面。
え~!?聡美がママに~!!とびっくりしてから(と言うかその前にもすでに、え~!?聡美が結婚!?いいいきなりすぎる・・・!とびっくりしてたのだけど)、あれよあれよと10ヶ月が過ぎ、聡美がママになって半年過ぎた。
新米ママという感じがまったくなく、とってもとっても板についてるところがすごい。
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広島駅前の福屋のベビールームにて。
最近はデパートに、ベビーの授乳やおむつ換えができるコーナーがあるのは当たり前、買い物の間子供を預けることもできる託児所もついてるくらい、ベビーコーナーが充実してる。
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幸せな親子。また会おうね~。
今度はパパにも会いたいな~。

この日、朝ホテルをチェックアウトした後、聡美に会う前に、路面電車に乗って原爆ドームまで行ってきた。
何年か前、アルゴの旅で広島に来たときは、原爆資料館には行ったのだけど、時間がなくて原爆ドームまでは来られなかったのだ。
原爆ドーム前、という電停で降りて、ドームを目の前にしてしばし立ち尽くす。
なんだか、カメラにおさめる気になれなかった。目に焼き付けておこうと思った。
思ったよりずっと都会で開けている広島の街並みの中に、ぽっかりとその空間だけが切り取られている。
何度かの修復工事で骨組みを強化されたドームは、こんな悲惨なことがあったんだよ、と訴えかけるというよりは、何もない、ただ穏やかに時が流れ、鳥が鳴き、木々が茂り、日が差し、子供が戯れる、これが平和なんだよ、と言っているかのように見えた。
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# by garanlin | 2005-03-04 13:00 | わきぜりふ

大村~長崎ランタン

2月12日(土)
菊池さんと、長崎に住む作曲家・高比良さんの事務所を訪問。
大村から車でほんの40分くらい。
編集者みたいに、曲ができるのを傍で待っている予定だったけど、せっかくだから、と3時間くらい抜け出してランタン祭りへ繰り出す。
ランタン祭りが始まってはじめての土曜日だったから、街は混み混み~で大賑わいだった。
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中央広場の天井。色とりどりの堤燈がぶらさがってて、とってもきれい。
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ペガサスみたいなの。やっぱり昼間より、暗くなってからの方が美しい。
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今年のメインのランタン。酉年だから鳥なのかな?
「去年のうちに中国から運んできて、組み立てたんだ」と、おじさんが自慢気に語っていたよ。
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中華街入り口。中華街の中は混み混みで満員電車の中みたいに動けない。
頭の上には赤い堤燈がたくさん。
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# by garanlin | 2005-02-12 19:00 | 稽古場&舞台裏

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