回転木馬リハ 存在する。

一昨日は初の全幕通し、そして今日は2回目の通し稽古。
だんだんとギャラリーも増えてきて、
いよいよ初日が近付いてきてるんだな~と、
一日ごとに実感します。

今日から敷地内の別稽古場で、
オーケストラの皆さんのリハーサルも始まりました。
オケ合わせが楽しみ!!


ロバートと私達の「回転木馬」は、私が思うに、
一言で言うと何だろう、シンプルイズベスト? とも
ちょっと違うけど、
フォーカスが人間の一番コアな部分に当たっていて、
そこをすごーく大事に丁寧に描こうとしていて、、、

奇をてらったことは多分何一つと言って良いほど無いのだけど、
登場人物の感情のうねりが、
絡み合ってぶつかり合って、すれ違って寄り添って、
それがそのままスペクタクルになっている。。。みたいな感じ?

抽象的ですみませんー。

でもね、これだけ名曲いっぱいのスコアなのに、
音楽に頼っている感が全くなくて(前回も書いたけど)、
芝居が音楽を引っ張っている感じがすごくする。
そういう意味では、
ミュージカルを創っている、というより、
ストレートプレイを創っているときの感覚にすごく近いです。

音楽はホントに素晴らしいのですよ。
芝居の流れがそれを上回ってる。と言うのかな。

でね、

いろんな人がいるけど、
一人のにんげんの中身もいろいろで、
信頼、寛容、後悔、虚栄、期待、安心、共感、
joy, sorrow, desire, fear、、、
それは時と共に変わるものもあり変わらないものもあり、
変わりたくても変われないものもあり、その逆もあり、

そーんないろんなことを、
稽古場で自分の出てないシーンの稽古を見ながら、
ロバートの一言一言を受け止めながら、
感じています。

で、
最後には、

やっぱり 人を、状況を、愛する気持ち が大事だな。

としみじみ思い、

私も愛そう。ちゃんと愛そう。

なーんて勝手にベクトル上に向けちゃったり(^^)


今回私はいろんな役でちょっとずつ登場するので、
自分が演じる一つ一つの役どころ(4役演ってます)を
その場その場でしっかり身体に入れてないと、
作品のなかにちゃんと存在できないまま場がスルーしちゃう。

通し稽古をする直前にロバートは必ず、
その通しで各々が集中すぺきポイントについて話してくれるのですが、
いつも言うのは、

present=存在して ください。

ということ。
一番の基本だけど、一番難しいことでもあります。
でも本当に、いっちばん大事なこと。

前に栗山民也さん演出の、
長崎の原爆を扱ったストレートプレイに出た時に、
栗山さんが言った言葉を思い出しました。
その時は栗山さんの演出を受けるのが初めてで、
あまりに的確な言葉で話されたので思わずノートに書き留めた。

「演技じゃなくて存在して。
こういう芝居をするときは特に、演技なんかしたら、
何万人という浦上の死者に対して失礼だよ。
ただただ、そこに存在してください。

言葉を伝えようとしないで。客席に投げないでください。
舞台上で起きていること、
登場人物の間で交流されていることがものすごく芳醇であれば、
客はその中に入りたくてのめり込んで観ます。
言葉を客席に投げた途端に、客は引きます。」

(『涙の谷、銀河の丘』2003年5月)
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by garanlin | 2009-03-07 03:40 | 稽古場&舞台裏

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