『きらめく背骨』 個性。

5月26日(金)
昨日宣告のあった大改造シーンを大改造。
時間もかかったし、何度も何度も繰り返して足が文字通り棒になった。
でもきっと今までやっていたパターンに比べて飛躍的に面白くなったはずだ!
というのは、見ていなくても(踊ってるから客観的には見られないけど)感じる。

清実さんの創る作品は、多分、コンテンポラリーダンスの中でも、
非常に演劇に近いところに居る、といつも思う。
ダンスのテクニックだけではなく、演じる(そこで生きている人々になりきる)という要素が、
とても必要とされる。

完璧に近いほど素晴らしい肉体を持っているダンサーならば、
肉体そのものが語るから、顔の表情にあえて注意を払う必要はないのかもしれない。
でもドラのメンバーは、私が言うのもなんだけど、
(私が一番ダンサーらしくない体型なのだ(-_-;))
すらっとしててバレリーナのように足がまっすぐ!な人なんて一人もいないし、
ラジオシティミュージックホールのロケットガールズのように背の高さや体型が、
みーんな揃っててキレイ!なんてこともない。
だけど、一人一人が違うからこそ、各々の個性を思いっきり出してくれ、と常日頃、
私たちは言われている。
振付を自分流に多少アレンジしても、絶対に怒られることがない。
(これは私が、清実さんの創るものを好きな理由の一つ。観ている時もやっている時も。)
もちろん、振付師がこだわりたいところや一糸乱れぬユニゾンが効果的なところは、
アレンジしちゃいけませんよ。でも、そうじゃないところで、
自分の味が出せていないと、容赦なく鋭い指摘が飛んでくる。

今日久々に、「個性と表現力」に関するダメ出しを、名指しで受けた。
自分が一番分かってることだから、それを言われるのが何よりくやしいしつらい。
きっと、若い時のように、希望に燃えて「ハイ!やってみます!」という素直な態度で
返事ができなかった気がする。
歳を重ねれば重ねるほど圧し掛かってくる、自分を知ってしまっていることの重圧。

でも、「くやしい」と思う気持ちにかけてみようと思う。
「くやしい」と思わなくなったら、そのことの方が私にとっては重大ですから。。。

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by garanlin | 2006-05-27 21:36 | 稽古場&舞台裏

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