いまおもうこと

誰かのツイートをリツイートしたり、
誰かがブログに書いてくれたことをコピペしたり、
錯綜する様々な情報、たくさんの意見の中から、
同意するものをピックアップして示すことだけが精一杯の意思表示。

地震の日以来ずっとそんな感じでした。

自分の言葉でちゃんと語ろうにも、
適切な言葉がでてこない。誤解を恐れて踏み出せない弱さ。
リハも仕事もキャンセル続きで時間はたっぷりあるのに、
何もできていない自分の無力感。無気力感。

ダメダメ!ホントにダメ!!
東京で、ライフラインも確保されていて、
いつもと同じように生活しようと思えばできる状況にいるのに、
立ち止まってなんかいちゃいけないよね!

月曜に、とあるオーディションに行ってきたんです。
結果はすぐに出て、歌で不合格。翌日のダンスと芝居の審査に進めなかった。
キャラクター的にこの作品に私は必要なかったのだ。と割り切ってもいい。
でも、
こんな未曾有の震災が日本を襲った時でさえ、
電車が動いて場所が使えるならばオーディションは決行されて、
私達は、ほんの2ヶ月ほどの仕事を得るために、
自分の歌を聴いてもらえる40秒間に全てを賭けて、
個性的に、印象強く、自分をアピールしなきゃいけないんだ。と思った瞬間、
いつにないやるせなさを感じてしまった。
多分、その瞬間に不合格は決まっていたんだと思います。

自分に負けたんだな。
そのやるせなさをやるせないと思ってしまったら、
舞台を仕事になんかできないんです。

仕事。というからには、全てを受け入れてそれすら楽しむ覚悟がいるんだ。ってこと、
20年やってて、改めて思い知りました。

原発の運転に約40年携わっていて、定年退職を間近に控えた男性が、
福島第1原発の危険な復旧作業に志願して現場に向かったと、
ニュースで読みました。

40年ゆえの自信と自負。これが自分の使命だと胸張って言える素晴らしさ。

人間って、すごいな。と思います。

瓦礫の山の上に立って、悲嘆にくれるヒマもなく皆のためのお風呂をせっせと造る男性。
避難所でつらい生活を強いられているのに、
TVカメラを通して、就活中の娘に笑顔でがんばれと語りかける母親。
22歳の若さで、文責を負うのを覚悟で、
今も原発で命がけで復旧作業している東電社員を責めるなと、実名でネットに訴えた女性。

みんな、強くて、美しい。と思います。

TVで惨状も沢山報道されるけど、
そのことも悲しいけれど、それ以上に、
それでも前向いてる人間の強さや美しさに、涙が止まらない。

そんな人間でいたいなあと、私も思います。
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by garanlin | 2011-03-17 05:57 | わきぜりふ

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